【ピンチ再び!! コドモ農業大学野菜販売会】
昨日はコドモ農業大学の野菜収穫体験&販売会に沢山の方にお越しいただきました。 足を運んで下さった皆さま、ありがとうございました!
今回の販売会のメイン野菜である大根。 前もって1本試しに切ってみると、中に「す」が入っていました。
これはショック。
収穫時期が少し遅すぎたことを子どもたちは知ったのです。
ここで、子どもたちの頭に夏の苦い思い出が蘇りました。
こちらでも報告しましたが、夏の販売会で売ったスイカの中身が赤くなかった事があり、子どもたちは買ってくださったお客さんにお詫びのポスターを作ったり、返金作業に追われました。
「まただ…。」
そんな言葉も子どもから聞かれました。
でも、今回は前回とは違い、売る前に気付きました。だから、前回のような痛い思いをしないように、できることはやりたい。
そこで、子どもたちが考え行ったのは以下の3点です。
○畑で大根を一本だけ切って、こんな感じで
「す」が入ってますとお客さんに伝える ○訳あり商品として50円/本で売る ○「す」が入っていても、煮物などに使えば味が染みやすい事を伝える
「す」が入ってる状態を見せるというのが、なんとも潔くて感心しました^ ^
結果的には沢山のお客さんが、大根を笑顔で買ってくださいました。
そこには子どもたちへの応援の気持ちがあったかと思います。
子どもたちにもそれが伝わっているのを感じました。
いつもの何分の一かしか売上げがなかったのですが、子どもたちは「こんなに買ってくれたよ!!」と嬉しそうにお金を計算していたのが印象的でした。
こうしていつも子どもたちは(大人の私も) ピンチの時に人の温かさを知り、記憶に残る学びをさせていただいています。
本当にありがとうございます
〈追記〉 後になってお客様から、買って帰った大根には「す」が入っておらずみずみずしかったとの嬉しい報告が 全部がダメだったわけじゃなかったようでホッとしました(^ν^)
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