ここから世界へワークショップ 第1回「アフリカってどんなとこ?」
▼ここから世界へワークショップ 第1回「アフリカってどんなとこ?
今年の5〜7月に多様な学びプロジェクトと開発教育協会(DEAR)が共同でアイディアを出し合い、「ここから世界へ」ワークショップを3回連続で開催してきました。
2回目のシリーズとなる今回は、11月から12月にかけて、「アフリカ」をテーマに全5回のワークショップを開催します。
クイズを通していろんなアフリカに触れたり、アフリカの料理を作ったりしながら、みんなでおうちからアフリカにつながるシリーズです。
11月5日(木)に第1回「アフリカってどんなとこ?」を開催し、小学校2年生から中学校2年生までの9人の子どもたちが参加してくれました。
▼みんながもつアフリカのイメージってなんだろう?
まず「アフリカ」と聞いて想像することを思い浮かべてもらい、みんながもつイメージを共有してみました。すると、どんどん出てくるアフリカのイメージ!
「遠い」「暑い」「砂漠」「空が広い」といった地理や気候に関するものもあれば、
「内戦」「格差」「植民地」「ホモサピエンス誕生の地」といった歴史に関するものも。
他にも、一次産品や病気、楽器、動物などもたくさん出てきました。
また、いろんな国名や地名も出てきて、中にはスタッフも知らない地名も!
子どもたちの知識の広さや深さにびっくりするとともに、一言で「アフリカ」と言っても、子どもたちの中には「いろんなアフリカ」があることが感じられました。
▼アフリカクイズ
もう少しアフリカについて知ってみよう!ということで、みんなでアフリカのクイズに挑戦しました。
アフリカ大陸の位置や、国の数を学んでいきます。
アフリカには国が54か国もある、と知ると、みんなびっくり!
そして、ウガンダ共和国に住んだことのあるわっきーが、動画や写真とともに、現地での暮らしや学校の様子を紹介してくれました。
アフリカのイメージで出てきた砂漠だけではなく、日本の富士山よりも高い山があったり、豊かな緑や広い湖があったり、子どもたちのもつアフリカのイメージがちょっとずつ変わっていきます。
▼日本に似た言葉も!
ウガンダの乗り合いバスは、日本のバスとは違って降りる時に押すボタンがないので、ボタンを押す代わりに、「マサオ〜!」って運転手に声をかけるそう。
クレヨンしんちゃんに出てくる名前と同じだね〜日本と似てるところもあるのかな?といった気づきもありました。
▼ ミニグループに分かれて写真から気づいたことや疑問や不思議を出し合う時間
その後、小さいグループに分かれて、ウガンダの暮らしや学校の写真をじっくりと見ながら、気づいたことや疑問に感じたことなどを話し合いました。
(こちらはその中の1つのグループの市場の写真です)
人々の表情や着ている服装など、様々なヒントを写真から見つけ出していく子どもたち。
市場は屋外にあってレジがないこと、日本で食べるようなスイカなどがあること、学校の制服で女の子もネクタイをしていること、スーパーに鉄格子がついていること、トラックに乗っている人が厚着をしているのはスキーにいく途中なのかな?など、
たくさんの発見や疑問が見つかりました。
▼お楽しみ!動物クイズ
最後に、ナンシーからアフリカの動物クイズ!
「動物は好きですか〜?」の質問に、元気よく手を上げる子どもたち。
イボイノシシの映像に、みんな興味津々でした。
アフリカのこと、ウガンダのことを知って、「みんなのアフリカ」がぐっと広がった第1回。子どもたち一人ひとりがいろんな興味を持っていることが分かり、スタッフもこれからの学びの広がりがとても楽しみです!
終了後にスタッフみんなで♪
次回は11月15日(日)に、アフリカ料理づくりにチャレンジします!
(岩岡由季子)