ここから世界へワークショップ 第5回「まだまだ広いぞ!アフリカ」
▼ここから世界へワークショップ 第5回「まだまだ広いぞ!アフリカ」
「ここから世界へ」のワークショップは、多様な学びプロジェクトと開発教育協会(DEAR)が共同で開催しています。
「アフリカ」をテーマに全5回の講座の最終回「まだまだ広いぞ!アフリカ」を12月17日(木)に開催しました。
▼ルワンダとつながろう!
なんと最終回は、ルワンダのJICAで働いているやっさんが登場!
日本とルワンダの時差を乗り越えて、ルワンダ時間の朝8時から参加してくれました。
生のルワンダに触れられるということで、子どもたちも大人もワクワク!
やっさんは、ルワンダの首都キガリにある市場を映像で紹介してくれました。
みんなで映像を見た後に、やっさんへの質問タイム。
「市場前の大きな道路に信号がなかったけど、事故は起きないの?」
「ルワンダではどんなご飯を食べるの?」
「ルワンダには恐ろしい生き物はいるの?」
「気温はどのくらい?」など、たくさんの質問が。
「ルワンダには恐ろしい生き物はいるの?」という質問に、やっさんは「蚊」と答えてくれました。
日本と違い、マラリアなどの病気を運ぶ蚊がルワンダにはいるので、恐ろしいそうです。
予想外の答えにみんなびっくりしました。
やっさんのお仕事は朝9時に始まります。
仕事に行く前に、自宅から見えるキガリの様子を見せてくれました。緑がとっても多くて、丘に囲まれていてとても素敵でした!
▼第4回までのふりかえり
みんなでこれまでの振り返りをしました。
1回目は、みんなでアフリカのイメージを出し合いました。
2回目は、アフリカ料理にチャレンジ。
ニジェールの料理「チキンザルマ」とモロッコでよく飲まれる「アボカドジュース」を作りました。みんなが作ったお料理、とっても美味しそうでした!
3回目は、みんなが「日本の中にあるアフリカ」を見つけてきてくれました。
チョコレートの原材料カカオ、コーヒー、アフリカ産のタコ、楽器、テレビ番組の中でのアフリカなど、たくさんのものを見つけてきてくれました。「アフリカの中の日本」については、ファシリテーターのワッキーがウガンダで見つけた面白いお寿司や車の紹介がありました。
そして4回目は、「アフリカについてもっと知りたいな」と思ったことを調べ、発表してくれました。
カカオからチョコレートができるまで、日本で作れるアフリカ料理、アフリカのGDP(国内総生産)、アフリカと日本の輸出入など、アフリカの食から経済事情まで、たくさんのことを調べてきてくれました。「もっと知りたい!」という気持ちが溢れていました!
▼アフリカのイメージをもう一度出し合ってみよう
最終回では、もう一度みんなでアフリカのイメージを出し合いました。
第1回で出てきたイメージとどこか変わったでしょうか。
例えばアフリカでの暮らしについては、「停電が多い」、「信号が少ない」、「空がひろい」など、1回目と比べるとずいぶんと具体的なイメージが出てきました。高学年はアフリカの経済についても調べてきてくれたので、「ODA」や「資源のかたまり」なんて言葉も出てきました。
▼もっとアフリカを知りたい人へ
5回の連続講座で、これまで触れたことのなかったアフリカに触れ、自分たちで調べ、たくさんのことを学んできました。最後に、ワッキーから、アフリカに関連する本や絵本の紹介がありました。
▼お楽しみ!動物クイズ
そして、ついに最終回!みんなが毎回楽しみにしていたナンシーからアフリカの動物クイズです。
みんなでイボイノシシの「イボスケ」を呼びました。
今回のクイズは、「たくさんの動物が暮らす国立公園の正しいルールはどれ?」
答えは、「野生動物が近寄ってきても餌付けは禁止」でした。
なんと、第1回目からの答えを並べると「クルゥガァ」。イボスケが暮らしている国立公園の名前になりました!
これまでみんなと一緒に楽しくアフリカについて学んできました。
どんどんとアフリカについての興味関心が育ち、とても楽しい連続講座になりました。
最初から最後まで、誰もお休みせずに参加してくれたことがとても嬉しかったです!
みんなともう会えなくなるのが寂しいですが、これからもアフリカについて、世界について、たくさん調べて、それぞれのワクワクを見つけていってくれると嬉しいです。
(ワッキー:大平 和希子)
※これまでの連続講座のレポートはこちら
第1回「アフリカってどんなとこ?」
第2回「アフリカを体験しよう」
第3回「アフリカと日本のつながり」
第4回「みんなのアフリカ」