NPO法人多様な学びプロジェクト 伴走支援事業「不登校支援団体合同ミーティング」参加団体の声
NPO法人多様な学びプロジェクトは、昨年に引き続き2024年度も赤い羽根福祉基金助成事業(継続助成)に採択され、下記の事業を行っています。
事業名:不登校の子と保護者を支える居場所運営者の為の研修サイトとプログラム開発、及び地域ネットワーク構築事業
主な活動内容:
〇小さな居場所から大きなフリースクールまで様々な不登校支援団体の伴走支援
〇不登校支援団体ニーズ調査
〇不登校支援団体向けオンライン交流会
〇不登校支援者向け・一般向けのオンライン講座開催 など
2024年6月24日、「不登校支援団体の伴走支援プログラム」を実施させていただいている4つの団体と合同ミーティングをオンラインで開催しました。
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「不登校支援団体合同ミーティング」
■ミーティング目的・内容
目的:不登校支援団体同士の交流および情報交換
内容:【前半】各団体の様子について
(1)団体紹介&現在の団体課題についてのお話
(2)団体の状況を聞いて、各団体よりフィードバック
【後半】他団体に聞いてみたいこと、質疑応答
■参加団体: (1)秋田県 子どもの居場所だいだい(フリースクールWarming) (2)千葉県 SOTOBOコミュニティスクール (3)大阪府 きみの森
(4)鳥取県 認定NPO法人ハーモニィカレッジ
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「不登校支援団体合同ミーティング」にご参加いただいた各団体代表の皆様からお寄せいただいたご感想を、以下に紹介させていただきます。
〇他の団体が気になる…と思ってはいても、自分自身では機会に触れにくいので、貴重な機会となりました。
いつもは地域密着で交流がありますが、他府県の方との語らいや情報等が新鮮で良き学びとなりました。
特色や地域性は異なっても、課題が共通であったり似通っていることも興味深かったです。
〇様々な団体の実情を知ることができて、よかった。
〇公立の教育とは異なる学びの場を実際に運営されている方達の現場での情報や意見交換ができる貴重な時間でした。
〇もっと交流する時間が欲しい。 月一くらいでやって欲しい。
今回のミーティングで、各団体の皆さんは「自団体でも取り入れてみたいアイディア」も得られたようです。
NPO法人多様な学びプロジェクトの伴走支援事業は、全国規模の不登校中間支援組織として、フリースクール/居場所の運営力向上と人材育成に取り組み、支援の質の向上およびフリースクール/居場所の数の増加に向けて行動していきます。
2024年度後半(9月以降)も、全国のご縁のある不登校支援団体さんのもとに、現地視察やニーズ調査で訪問させていただく予定です。また、2024年11月頃と2025年2月頃にも、「不登校支援団体合同ミーティング」を実施させていただきます。
支援団体同士の横のつながりを強化したり、情報交換や交流の場を定期的に設けたりすることも、日本の不登校支援をパワーアップしていくためのアクションになります。支援団体が支えている不登校の子どもと保護者の状況がより良くなることを目指して、わたしたちはこれからも不登校支援団体のサポートに取り組んで行きます。
(記事:熊谷)
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