【学校依頼文フォーマット】反響を紹介します(2)親の会運営者の方より経験談とお礼状をいただきました
いつも多様な学びプロジェクトを応援してくださりありがとうございます。
2022年4月にとまり木オンラインサロン有志メンバーが630名状の保護者の声を集めて制作、リリースした「学校依頼文フォーマット」。 ★出席・欠席連絡、給食、学用品等について、不登校、ホームスクール家庭と学校とのやりとりがスムーズになる ★保護者のココロとアタマの整理ができる と大きな反響をいただいています。
親の会運営者の方より、活動でご活用いただいた経験談とお礼のメッセージをいただきましたので紹介します。
神奈川県横浜市の親の会・親子の居場所SOWで、(多様な学びプロジェクトの)「学校依頼文フォーマット」を題材にさせてもらい、元学校の先生を交えて、学校への伝え方の作戦会議をしました。
大変有意義な会となりましたので、お礼を申し上げます。 依頼文フォーマットのそれぞれの項目に沿って、各家庭での状況を共有しました。 たとえば、給食について。
不登校になってすぐに給食を止めた家庭があった一方、何年間も払い続けたという家庭もありました。また、完全不登校後に今は五月雨登校をしている場合でも、給食は日払いのままにしている家庭もありました。
元学校の先生からは、保護者に給食を止められると伝えると、保護者によっては拒否されたとのメッセージと受け取ることもあるとのことで、とても慎重になるとの話を聞きました。
そして、給食費を払う、払わないという二項関係にとどまらず、親が学校に行って欲しいと思っている間は、給食を止めると決めるまでの葛藤があることも共有しました。
時間の関係ですべての項目はできなかったのですが、それぞれの家庭でドラマがあると感じました。
どれが正解か、ひとくくりに言えないところが不登校の悩ましさでもあります。
各家庭だけで考えていくのは大変なので、こういったフォーマットを元に、親の会などで各家庭のアイディアを共有していくことは大変貴重だと感じました。
元先生は、お願いする方向性がわからないときは「困りごとの中身をそのまま伝えて欲しい」と話していました。
「担任の先生に伝わらなくても、誰か一人は学校内に理解者がいるはずなので諦めないで。」と話してくれ、「学校が全てではない」と何度も話してくれました。
子どもの気持ちや希望を真ん中にして、家庭と学校が手を取り合って、気楽に、かつ密にコミュニケーションが取れ、子どもにとって良い方法を一緒に考えていけるような関係になったら、どんなに気持が楽になるだろうと思いました。
「学校依頼文フォーマット」は、学校とのやりとりをするきっかけとなるツールと感じました。このような素敵なツールを作ってくださり、ありがとうございました。
SOW周辺地区のSSWさんも、依頼文フォーマットを活用してくださってます。これからも、たびたび親の会で話題に上げていく予定でいます。これからもよろしくお願いいたします。
「学校への伝え方」作戦会議の様子
<多様な学びプロジェクトの「学校依頼文フォーマット」について>
どなたもダウンロードしてお使いいただくことができます。
ダウンロードはこちらから
記入例↓
多様な学びプロジェクトでは「学校以外で育つ子が豊かに育てる場を」をモットーに、「街のとまり木」を全国に広げる活動を進めるとともに、 保護者やとまり木運営者に向けた各種サポートも行っています。
※本事業を参考に、各自治体教育委員会や学校等で独自のフォーマットを作成される際は
必ずご連絡ください。
本フォーマットは無料で公開しておりますが、知的財産権は手放しておりません。本事業を参考に、独自でフォーマットを作成された際も、多様な学びプロジェクト作成の「学校依頼文フォーマット」を元に作成した旨を必ずご記入ください。
また個人ブログやSNS等で本事業を拡散いただく際にご連絡いただく必要はございません。
【本事業に関するのこれまでのメディア掲載一覧】
●NHK 2022年4月6日放送のNHKニュース「おはよう日本」(関東甲信越)
●朝日新聞電子版 2022年4月14日付
●朝日新聞電子版 2022年4月16日付
●ウェブメディアメガホン2022.09.15
●東京新聞 2022年10月14日
●中日新聞 2022年11月3日
●東洋経済オンライン 2022年11月14日
●北海道新聞 2022年12月22日
【お問合せ先】
特定非営利活動法人多様な学びプロジェクト
担当:久保田、生駒
(お問合せフォームよりご連絡お願いします)
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