【開催報告】20代・30代が語る 不登校からの進路・進学・仕事 座談会
9月24日(日)
《20代・30代が語る 不登校からの進路・進学・仕事 座談会》を開催しました!
ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。
講座終了後に顔出しOKのみなさんと記念撮影をしました
ご登壇いただいたのは、現在大学3年生の赤野彩希さん、海外海外留学経験者の木村健二 さん、社会福祉士として活動されている佐々木由果さんの3名。 全員、不登校の経験をお持ちです。
学校に行かなくなったきっかけや、その時の心境 引きこもりやゲーム依存と、そこからどう抜け出したか 心の安心・安全を確保するまでの道のりは… など
それぞれのリアルな体験談を、惜しみなく語っていただきました。
今、不登校という現実を前に、何らかの不安や悩みを抱えているお子さんや親御さんにとっては この座談会の内容が、先の見通しを持つための大きな支えとなるのではないかと思います。
また、不登校と特に接点のない暮らしを送っている人にとっても
「《学び》とは何か?」
「《生きる》ってどういうことだろう?」
といったテーマを、今一度深く考えるきっかけになる、と感じました。
そんなわけで、バックグラウンドに関わらず全ての人に、視聴をおすすめしたいです!
*告知ページはこちら
▶今回ご登壇いただいたのは
◉赤野 彩希(あかの さき)さん
不登校になったのは中学1年生の時。
その後母の紹介で、川崎市の《フリースペースえん》に通い始め
それぞれが好きなことに夢中になれる環境で、心の安定を得る。
「好きなこと追求したい」と考え、高卒認定を取得。好きな分野を追求し、仲間と共有したいと考え大学に進学。現在、3年生。
◉木村 健二(きむら けんじ)さん
現在、21歳。
小学校3〜4年生の期間、野球チームでの友人・上下関係がきっかけで不登校に。
全日制の私立高校に入学、2か月で辞めてニュージーランドに留学。
語学学校で 6か月、現地高校で3年間を過ごし、2021年の年末に卒業して帰国。
好きな学習に集中できる環境下で、ポジティブな考え方を身につける。
現在はワーキングホリデーの準備中。
◉佐々木 由果(ささき ゆか)さん
小学生の頃は、習い事の多さなどから多忙を極め、「生きていて楽しくない…」と思いつつ過ごす。
家庭で愛情を感じられることが少なかったこと、先輩から目をつけられてしまったことなど様々な要因とが絡み合い、中学1年で不登校となる。
昼夜逆転やゲーム依存、ヤングケアラーなどの経験を経て、居場所や障がい者施設に通う中で心のを回復。
高校・大学へ進学し、社会人を数年経験した後、社会福祉士養成学校へ入学。
現在に至るまで、障がい児者支援やフリースクールのボランティア、不登校関連の活動を行っている。
▶講座の概要
皆さんにそれぞれの経験を語ってもらった後、事前&当日チャットで寄せられた質問コーナーへ。
「周囲からの働きかけで、良かったこと/辛かったことは?」
「やりたいことを、どうやって見つけた?」
「進学や就職に際して、不登校経験はマイナスにならなかった?」
「引きこもりの際の健康管理は?」
「親からの愛情は、どう示せば伝わる?」
たくさんの質問に、それぞれの経験を踏まえて真摯に答えてくださいました。
▶講座を視聴して
今回の講座を視聴して、得られたものはたくさんありますが
大きかったのは、《自分の経験を客観的に捉え、未来への原動力に変えること》の意義。
それを実践されている赤野さん、木村さん、佐々木さんに、勇気をもらうことができました。
ご登壇いただき、心から感謝いたします!
*オンラインサロンメンバーになると、すべてのアーカイブ動画の視聴ができます。 視聴できる講座アーカイブ一覧 https://www.tayounamanabi.com/single-post/seminar_list
▶講座に参加された皆さんの声
いただいた感想より 一部ご紹介いたします!
◉それぞれの登壇者が、それぞれの体験からの生の声を聞かせてくださったことがよかった。
リアルな声が響きました。(保護者・ フリースクール/オルタナティブスクールスタッフ・親の会世話人)
◉実体験に基づく経験談ということで、やはり胸に迫るものがあった。
子どもの視点からの保護者や社会に対する違和感も、すごく共感した。
親でさえ、“不登校にさせた親”という勝手な偏見にさらされ生きづらさを感じているのだから、当事者は尚更そう感じている、ということに改めて気がついた。
最初から最後まで、とにかく良かった!!(保護者)
◉知りたいことを、ほぼ聞くことができた。 登壇者の方たちへの、モデレーターの生駒さんの問いかけがとても素晴らしく、皆さんの声をしっかり引き出してくださっていた。(保護者・学校教員/支援員) ◉実際に不登校だった子が5年後、10年後どうなっているのかを知る機会はなかなかないので、 3人の登壇者の方達のお話を聞けて良かったです。 皆さん、それぞれ好きなことや場所を見つけて輝いてますね! 子どもはきちんと充電できれば、自分で自分の進みたい道に進んでいけるのだなぁと再確認できました。(保護者)
◉学校に行かない決断をした、3名の先輩達のリアルな意見、感想、考えに触れることが出来て、改めて、学校に登校することは学びのひとつの手段に過ぎず、そこに行かなくとも道は沢山あると実感できました。
また、1人ひとりタイミングやスピードがあり、必ずしも年齢で成長を推し量らなくてもいい、と認識できました。 子どもは大人が考えている以上に、もっともっと深く考えているのだと気付かされました。(保護者)
アンケートにご回答いただきありがとうございました!
<こちらの講座のアーカイブ動画視聴ご希望のかたへ>
とまり木オンラインサロン内にてアーカイブ動画を共有しています。
サロン内で、他の参加者・登壇者のみなさんとも感想シェアができます。 月額1,980円で過去のオンライン動画が全て見られる他、毎月のオンライン講座も無料で受講できます。
とまり木オンラインサロンの詳細・お申込みはこちらから↓
とまり木オンラインサロンで視聴できる講座アーカイブ一覧 https://www.tayounamanabi.com/single-post/seminar_list
★開催予告★
ゲームとネットと不登校(オンライン・録画動画付)https://www.facebook.com/events/1117851792509499/
2023年10月29日(日)10:00〜
Peatixをフォローいただけると、最新情報が届きます!
みなさまとお目にかかれますことを、楽しみにしています! 《講座スタッフ・鹿島》
Комментарии